公務員試験の倍率は何十倍だとか、それは大変だとか言う方もいます。その難しさは数字では表せきれない面があります。実際にどれだけの人が、合格する気で受験しているか、その人数のうちの合格者数が本当の倍率です。
見かけの倍率に尻ごんでいる人がいますが、これは大きな勘違いをしているのです。まずは、実質の倍率の分母に入ることです。そうでなければ、お話にならないのです。
「合格しようとしなければ、合格しようがない」ここが公務員へのスタート地点になります。
就職するのにわざわざ試験ですから、確かに面倒な関門になります。試験も１次も２次も何ヶ月もかかります。やる気もあるつもりで頑張っていても、軽く民間企業に就職出来なくもない人もたくさんいます。
そちらに流されてしまったって、別に普通の自然な流れとも言えます。それに流されないで、公務員への道にしがみついた人にしか公務員にはなれないのです。ここまで完全に精神論になっています。
では、この大事なやる気を維持するために、実際に出来る事を押さえておきましょう。それは友達と一緒に公務員を目指す事です。
お互いがお互いを引っ張ってくれるのですから、これは良好な関係、WINWINの関係だと言えます。
一人で気合いを入れても、きっと虚しい時だってあります。同じ目標の友達がいるとそのような事も無く、楽しく夢に向かって頑張れるのです。
有益な試験情報も簡単に手に入る事もあります。効率の良い学習方法も教え合えます。この時点で、ライバルには大きな差を付ける事が出来ているのです。
もしも周りに誰もそのような人がいなければ、知らない人にも声をかけてみましょう。今は公務員試験用の予備校などもありますから、出かけてみるのもチャンスになります。
自習室などで気軽に話しかけてみたらどうでしょう？とりあえずは、きっとモチベーションが下がらないでいられるはずです。そしてそれが、合格のきっかけになったりもするのです。
女性なら公務員はお勧め
自分がもしも女性だったら、ずっと公務員でいたかったかもしれません。公務員にはいろいろと種類がありますが、どの公務員になっても男女差が無いのです。
むしろ女性登用の世間の流れを率先していますので、より役職の高い仕事にもつきやすいのかもしれません。
ほとんど庶務しかしてないような女性を軽く見ていたら、いつの間にか自分の上司になってたりする日も近いかもしれません。こうしてみると、女性なら「公務員になりたい」と思う気持ちは特に良く分かります。
一般的に民間では女性の年収は同じ男性に比べて、数百万円もの差があるとも言われています。公務員ではそのような事は絶対にありえません。
子育て対策等の福利厚生面でも、圧倒的に有利なのが公務員です。仮にシングルマザーであってもそれほどの心配は不要です。育児休暇も充実しています。格安の住宅も用意されています。
シングルマザーの苦境を乗り越えるために一念発起して公務員試験を受けようと言う人がいるのも頷けます。もしも公務員になれれば、こどもの一人や二人、成人させるには容易な環境とも言えるのです。
仕事の面でも男性に負けず劣らず、やりがいのある仕事のチャンスがあります。まだ一応かもしれませんが、男女平等に仕事を割振りしている事になっています。
実際、部長クラスの幹部や学校の校長になっている人だって現れています。それも本人の努力あってこそではあります。
受験資格もシンプルなものです。一般職員では年齢制限くらいなものです。それさえも緩やかになる傾向です。
どのような職歴があると入りやすいとか入りにくいとか、そういった問題はありません。ただ、社会人からの転職組の場合、面接で聞かれる事はあるでしょう。
女性特有の夜の仕事をしていたからと言って、不利にはなりません。不利にはなりませんが、しっかり受け答えをする必要はあります。自信が無ければ、専門学校もありますので相談してみてはいかがでしょうか？
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